ニコニコ動画には、作曲家が足りないと思う
しもさん、新作投下
「組曲『ニコニコ動画』」の作曲家であるしもさんが、新作である「ニコニコ動画物語」を発表した。
前回の組曲のようなブームになるかは分からないが*1、現時点で20万以上の再生数を獲得している。否定的な人ももちろんいるだろうが、しもさんはニコニコにおける代表的な作曲家であると思う。
しもさん以外の作曲家(サンプリンガー)は?
とまあ、私はそう思うんだが、ではニコニコで他に誰か作曲家を知っているかというとこれが少ない*2。「エアーマンが倒せない」のセラ氏は作詞家兼、作曲家であるが、オリジナルの曲である。ニコニコでよく行われる、既存の作品を混ぜる手法によって作られた曲ではない。
ニコニコでは、MADと呼ばれる既存の映像などを色々混ぜた作品が多く作られている。それならば、音楽でも同じこと(サンプリング)が、もっと広まってもいいのでないか。声優の声を音楽にあわせるのもあるが、それは謂わば「楽器」を変えているのと同じことである。音符に表される「曲」を変えているわけではない。
もちろん、私が知らないだけかもしれない。ニコニコに投稿されている映像を全て見ているわけではないので。それでも、どんな曲がランキングに来ているかはほぼ毎日チェックしている。しかし、MAD比べてサンプリングがランキングに入っていることはほとんど無い*3。
その理由を考えてみる
そこで、この理由、「なぜ、ニコニコにはサンプリンガーはあまりいないのか」の理由を思いつくまま挙げていきたい。
1.曲を作るのは難しい
そもそも話しだが、作曲は他の創作活動より難しいのではないか。誰でも子供の頃に替え歌(詩を変えるもの)を歌ったことはあるだろうが、曲を色々変える経験をしたことがある人は少ないのではないか。ニコニコでも、既存の歌の替え歌は多く作られている。いいメロディーが浮かんでも、それを音符に直すにはある程度の訓練が必要だろう。
それに対して、MAD映像は作りやすい…とは言えるのだろうか?この理由は、少し辛いかもしれない。
最後に
とりあえず、自分としては2の理由があっている気がする。実際の数も合わせて、詳しく検証できないのが悔しいことろである。
ニコニコでも、サンプリングが盛んにならないかなー