説明
現在書いている「品格論としての『嫌儲』」というエントリーの概要です。どうも進み具合が悪いので、お蔵入り保険として、概要だけを先に載せておきます。
エントリーを書くに当たってお世話になった方々もいるので、必ず完成させます。
概要
- 「嫌儲」は、善悪の問題ではなく、品格の問題である
- 他者がいる前で行うべきこと。他者にどう見られるか。建前。=品格
- だから、あの人のように(金をポストに入れた人)自分の内部で嫌儲を適用するのは変に思われる。
- 自分の心の内で思うのはOK。それを公然とするのが問題。だから、品格(他者へ志向している)の問題。
- 「嫌儲」は、動機の問題である
- 結果的にどうなったかではない。儲けることを動機として行動することを、公然とすることが問題。お金を動機と「公表する」ことは「下品」なことである。
- だから、「 「神ツール」――初音ミク踊らせるソフト「MikuMikuDance」大人気 - ITmedia ニュース」のように、人々が誰かにお金を儲けさせようとすることもある。儲けることを嫌うのではなく、儲けようとしていることに拒否反応をしめす。
- どんな場合に、あの人はお金のために行動している、と見られるか(実際にどうかは関係ない。見られるかどうか)
- そう公言するとき。
- 普段お金による取引を行わないもので、取引を行うとき(「商品」じゃないものを売るとき)。飲食店で水にお金がいる(「ここの店は、水に金を取るのか。守銭奴め。」)場が違えばOK。高いお店やペットボトル販売の水(ミネラルウォーター)など。
- 「嫌儲」は、利己的な外発的動機に低い評価を与える態度と括ることができる
- 同様のものとしては「名誉」がある。売名という行為が嫌われるのは、このため。
- 利他的な動機(社会のため、お客様の笑顔のため)=高い評価
- 内発的な動機(自己実現のため、私はそれが好きだから、やりがい)=高い評価
- 「嫌儲」と関係のある要素
- 「他人のふんどし」
- 「他人のふんどし」で利益独占
追記(2008年8月7日)
恥ずかしながら、まだ完成していません。
エントリーの流れですが、上で書いたような「嫌儲」の一般理論を書くのではなく、自身が研究している著作権に絡めた特殊理論を書くべきでないかと考えています。